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詰めたり冠せたりの準備(型をとる)までその日のうちにやる歯科医もあるが、根管拡大で歯が浮いたりするのが普通だし、悪くすると、まれだが「やり直し」(歯科医の腕でなく運が悪くて)もある。
患者にとって、通院回数が少ないのは魅力的だし、それを売りものにしている歯科医もある。
即日充填が健保でよい点数になるのを「よくない」と強く批判する良医も多い。
むしろ「充填は次回」が、患者には通院1回だけよりも良心的、と考えてよい。
ともあれ、これで完全な密閉ができたはず。
腕がよければ再発率は3.7%という。
多少の運はあるが、いま最善といわれる処置だ。
根竹充填までやって健保で6千から1万円。
特殊なやり方(1万から2万円ほど)もあり、やや成功率が高いともいわれる。
根管治療も麻酔〜抜髄と同様、全国で半分以上の実施率と推定する歯科医が多い。
ただ、前歯〜小臼歯〜大臼歯の順に面倒になるので、その順に実施率は落ちるようだが、根管治療をやったほうが再発しにくいことは奥歯でも同じこと。
きちんと奥歯もやってくれるほど、良医だ。
うずきなどの症状を呈したりする。
この治療や予防にもなる。
昔は、根尖病巣(X線で黒いカゲが丸くくっきり写る)があると抜歯したが、いまは根管治療をきちんと施せば、1年ほどでカゲが消えるのは常識になり、抜かなくてすむようになった。
抜歯時以外、根管治療のための麻酔は、まずやらない。
だから、根管治療では、根の先をいじられている感触を時うける。
しかし、「あ、痛くされそう」と感じはじめると、そのうちスッとヤスリが歯から引き揚げてゆく印象を持つことが多い。
ヤスリの先が根から飛び出す(失敗=チクンとする)ことがなければ、痛いほどではない。
可能な限り詰めもので。
やむを得なければ鋳造冠で。
材質や色のことより、大切だ。
歯の頭(歯冠部)の半分ないし4分の3が溶けてしまった大きな虫歯でない限り。
冠せなくてすむ場合が多いと良医たちはいう。
「なるべく冠せたくない。
詰めものでは治せないでしょうか」と歯科医に相談するのは、よい手段だ。
すこし旧式な歯科教育では「根管治療したら、歯が弱くなるから冠せる」と教えたという。
しかし、根管治療を施したからと、事務的に冠と決めてしまうのが正しくないことは、多くの良医が指摘している。
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